内側側副靭帯損傷

こんにちは晴れ

プロアスリート鍼灸整骨院です花

今回は膝の「内側側副靭帯損傷のアスリハ」についてですニコニコ

スポーツ活動でよく起こる怪我なので、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?

内側側副靭帯は膝の内側で大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)を繋げており、膝の安定性を保つためにとても重要な役割を持ちます上差し

膝関節に外側から内方向への力が加わることで損傷するケースが多いと言われています。

ジャンプの着地で膝が内に入った、相手と接触した際に相手の足が膝の外側に当たって内に入ったなどが主な受傷機転です。

程度にもよりますが、損傷すると出血を起こして膝が腫れ、動作時痛や膝内側の圧痛、可動域制限が出現します。

また、内側側副靭帯のみならず前十字靭帯や半月板損傷の合併が見られることもあります。

基本的に治療方針は保存療法(手術を行わない)が選択されますが、こういった合併症状がある場合は手術が適用されるケースもありますアセアセ

どちらもアスリハの内容はそこまで変わりませんが、手術療法は保存療法と比べてリハビリ開始時期が遅く、慎重さが求められるためリハビリ期間は長くなります驚き​​​​​​​

それでは実際のアスリハの流れをご紹介しますスター

どちらもアスリハの内容はそこまで変わりませんが、手術療法は保存療法と比べてリハビリ開始時期が遅く、慎重さが求められるためリハビリ期間は長くなります驚き

それでは実際のアスリハの流れをご紹介しますスター

1.初期段階

目的:炎症の抑制、痛みの管理、可動域の確保など

・軽度の可動域訓練

腫れや痛みが強い時期ですので、無理のない範囲で膝の曲げ伸ばしを行います。

少しでも動かすことで関節の硬直を防ぎます。

・膝周りの筋力トレーニング

大腿四頭筋やハムストリングスなどの筋力トレーニングを行います。

関節を動かしながらのトレーニングはこの時期には負荷が強すぎるため、関節を動かさないようなトレーニング(アイソメトリック)を選択します。

・患部外トレーニング

炎症や痛みが強いため膝周りを動かしすぎるとかえって悪化させてしまう場合があります。

患部に負担をかけずとも全身の体力や持久力、筋力維持に効果的です。

上半身や体幹など別の部位のトレーニングはしっかり行いましょう。

2.中期段階

目的:可動域の拡大、筋力とバランス力の向上など

・可動域訓練

初期段階よりも広い範囲で可動域訓練を行います。

曲げ伸ばしの制限を取り除き、元の可動域まで回復させることが大切です。

・筋力トレーニング

膝周りの筋肉に対しても徐々に負荷を増やし、トレーニングの種類も増やします。

アイソメトリックのみではなく、スクワットやランジのような動作を伴うトレーニングをどんどん取り入れていきましょう。

・固有受容感覚トレーニング(バランストレーニング)

固有受容感覚とは身体の各部分の位置や動き、力の加減を脳が認識するための感覚です。

受傷直後は痛みや腫れで可動域制限が生じ、固有受容感覚も低下してしまいます。

ある程度動かせるようになった段階で出来るだけ早くバランスのトレーニングを開始しましょう。

3.最終段階

目的:スポーツ復帰に向けた機能回復、再発予防など

・筋力とバランスの強化

ジャンプやウエイトなどを用いて高強度のトレーニングを行い、競技に必要な筋力を鍛えます。

同時に難易度の高いバランストレーニングも行い、膝周りの安定性も養います。

・競技動作トレーニング

ランニングやカッティング、方向転換などスポーツ特有の動作に対するトレーニングを行います。

この時に膝に不安感がないかの確認もきちんと行います。

・再発予防のためのトレーニング

複雑なトレーニングだけでなく、リハビリ期間中に行っていたトレーニングも継続していきます。

さらに、柔軟性の低下が起こらないようにストレッチも行っていきましょう。

膝の怪我はスポーツで頻発するものになるので、再発予防のためにも正しい身体の使い方をマスターすることが大切ですニコニコ

もし内側側副靭帯損傷後のリハビリで悩まれている方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談下さいキラキラ

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