こんにちは
プロアスリート鍼灸整骨院です
今回は「肉離れのアスリハ」についてご紹介します
よく聞く怪我ではありますが、どのような怪我か詳しくご存知でしょうか?
まずは肉離れという怪我について説明していきます
肉離れとは、筋肉が急に強い負荷を受けたときに、筋繊維が部分的にまたは完全に断裂してしまう怪我のことです。
特にスポーツ中や急な動作時に発生しやすく、ふくらはぎや太ももの裏側(ハムストリングス)、太ももの前側(大腿四頭筋)など下肢の筋肉によく見られます
主な原因には以下のものがあります。
ダッシュやジャンプ、方向転換などの急激な動作
柔軟性不足
筋肉の疲労
筋力バランスの不均衡
そして実際に肉離れが起こると以下のような症状が現れます
突然の激しい痛みやブチッといった断裂音
腫れや内出血
筋肉の硬直や痙攣
筋力低下
肉離れを治療するためには、早急に適切な処置を行うことが重要です
さらに、痛みや腫れが治まってきたら段階的にリハビリを行っていきます
リハビリをきちんと行うことで筋肉の柔軟性や可動域を回復させ、再発を防ぐと同時にパフォーマンスアップにも繋がります
初期段階のアスリハでは痛みをコントロールしつつ、軽い運動を用いて血流を促進していきます。
筋肉の柔軟性を取り戻すために軽いストレッチを行ったり、可動域改善のための運動を行ったりしていきます
また、関節運動を伴わないような軽い負荷のトレーニングも開始します。
初めのうちから筋肉を動かすことが、筋力低下に繋がります。
初期のアスリハでは無理のない範囲で動作を行い、筋肉が再損傷しないように気を付けることが大切です!
可動域が改善し、筋力もある程度回復してきたら、徐々に強度を上げたトレーニングを開始していきます
ここでは自分の体重を用いた自重トレーニングや、ゴムバンドなどの軽い抵抗をかけた状態でのトレーニングが選択されます。
損傷した筋肉にも少しずつ負荷をかけて、スポーツ動作に耐えられる筋力を目指します
また、筋力トレーニングだけでなくバランスのトレーニングや協調性のトレーニングも同時に行っていきます。
ストレッチもしっかり行い、受傷前の柔軟性もしくはそれ以上の柔軟性を獲得して可動域を広げられるようにしていきましょう
日常生活に問題がない程度まで回復したら、強度の高いトレーニングや競技動作特有のトレーニングも実施していきます。
また、爆発的な筋力発揮が必要なプライオメトリックトレーニングも行いましょう
特にジャンプ動作、素早い切り返し、スタートダッシュなど肉離れの起きやすい動作の練習は念入りに行います
この段階でしっかりとトレーニングや動作の確認を行うことで、再発予防にも繋がります
筋力や柔軟性がしっかり回復したら徐々に競技に復帰していきます。
競技復帰後も筋力・柔軟性維持のストレッチやトレーニングを続けることで、再発のリスクが減らせると同時にパフォーマンスアップにも効果的です
このように肉離れのアスリハも他と同様段階的に行われます。
しかし、肉離れの後何もせず放置しておくと、受傷部分が硬くなり再受傷しやすくなったり筋力が戻らずほかの怪我のリスクとなることも考えられます。
痛みは時間とともに薄れていくかもしれませんが、今後の事も考えてきちんと対処してスポーツ活動を楽しみましょう
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