こんにちは
プロアスリート鍼灸整骨院です
今回は「腰椎分離症のアスリハ」についてご紹介します
まずは腰椎分離症がどのような状態なのか、説明していきます
腰椎分離症は腰椎(背骨)の一部である椎弓が繰り返しの負荷によって疲労骨折を起こし、骨が分離している状態です。
特に成長期の子どもや若年層のアスリート(中学生~高校生)に多く見られる疾患で、腰椎の中でも負担のかかりやすい第4、第5腰椎に好発します
性別差でいうと、特に男性に多く見られます
腰椎分離症は日常的に腰椎に加わる過度な後屈(腰を反らす動作)や回旋(腰を捻る動作)の繰り返しが原因となります。
スポーツ活動などで腰椎が過度に負荷を受けることで椎弓にストレスが集中し、疲労骨折が起こります
さらにこの状態で放置していると骨が完全に分離し、腰椎が前方にずれる腰椎すべり症へと病態が進行してしまう恐れがあります。
すべり症を発症すると、慢性的な腰痛や神経が圧迫されることによる下肢のしびれを引き起こします
では発症してしまったらどのようにリハビリを行っていくのか、ご紹介いたします!
1.急性期
急性期は強い痛みがあります。
この時期はスポーツ活動を一時中止して、負荷を減らします。
特に骨折部分に負担のかかる後屈・回旋の動作には気をつけます。
2.回復期
ストレッチや体幹・筋力トレーニングを行います
腰椎に負担がかかったのがオーバーワークであれば運動量の調節をきちんと行うことで再発防止となりますが、だいたいの場合は柔軟性や体幹の筋力不足から正しい動作が行えないことで発症します。
リハビリ期間で原因となる部分の改善を行いましょう
3.競技復帰前
競技復帰前までに原因となる柔軟性や筋力の改善はしっかり行いましょう!
そこがクリアとなれば、競技復帰に向けて高強度のトレーニングを開始します
実際の競技動作が負担の原因となることもあるので、負担がかかりやすいフォームはきちんと改善することが大切です
再発予防のためには前述したように、柔軟性や体幹の筋力が必須となります。
競技に復帰した後も、維持のためにストレッチやトレーニングは継続して行いましょう
また、フォーム改善によって再発防止だけでなくパフォーマンスアップにも効果的です
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